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2017年度NOSPT第2回講習会報告

 平成29年10月28日(土)に第2回講習会「フェルデンクライスメソッド~肩甲骨・胸郭へのアプローチ~」が長崎大学医学部良順会館で開催されました。 

講師は当会役員、田中努先生(スタジオ☆フェルデンクライス)に務めていただき、NOSPT会員19名、非会員1名の先生に参加頂きました。

 フェルデンクライスメソッドに触れたことがある受講者が少なかったこともあり、メソッドの創設者フェルデンクライスと現代柔道の創始者である嘉納治五郎との関係、メソッドの成り立ちなどから紹介いただきました。

 「動き」を通じて心身全体としての調和と機能の改善を促すシステム、グループレッスンでは「動きを通しての気づき」、プライベートレッスンでは「機能の統合」という学びを胸郭・肩甲骨を通して短い時間で少しずつ体験する講習会となりました。お互いがわずかな変化を感じる、身体に手を当て自分の信号が自然に相手に送られていることを感じる。本来その人の持っている動きや癖を感じ、わずかな補助で相手を心地いい方向に導いていくことを学ぶことができたのではないでしょうか?明日からの臨床にぜひ活かしていただきたいです。

 次回は第3回勉強会が11月16日に開催されます。「私が考える足関節捻挫後のリハビリテーション~受傷からスポーツ復帰まで~」というテーマで当会役員の一瀬浩志(貞松病院)が担当します。皆様ぜひご参加ください。


NOSPT学術部

能 由美

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