平成29年12月3日(日)にポンペ会館にて第9回研修が開催されました。今回のテーマは、「血流制限トレーニングの基礎とリコンディショニングへの応用」でフィジカルコンディショニングプロダクション合同会社代表の栗田興司先生をお招きしての研修会でした。
血流制限トレーニングはBlood Flow Restriction Training(BFR)と呼ばれ、現在アメリカでは研究が盛んに行われています。日本でも加圧トレーニングとして人気を博していますが、その正しい理論や根拠が伝わりきらず誤解されている点も多いようです。栗田先生によると血流制限トレーニングは、低負荷で筋量や筋機能の改善効果を得ることが出来る魅力的なトレーニングとのことです(資料より抜粋)。効果発生のメカニズムを理解することで安全かつ効果的な運動処方が可能となり、幅広い対象者に対応できる利用価値の高いトレーニン
グ方法です。
受講者の皆様には実際にBFRを体験して頂きました。メカニズムを理解していれば安全に利用でき様々な応用ができると感じました。スポーツ選手から成人の健康維持、サルコペニア予防など今後ますます注目されることと思います。栗田先生は大阪でのPCPを拠点とし、全国で様々な活動をされています。今回の研修会を機会に多くの人との繋がりができればと思います。
NOSPTの活動は1月に講習会、2月に勉強会を残すのみとなりました。今後も県内へ情報発信していければと思います。
NOSPT広報局
濱田孝喜
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